まず、知事は、本道におけるバイオマスの特徴や利活用について、どのように認識されているのかを伺います。
バイオマスは、生物由来の再生可能な有機性資源であり、その利活用により、廃棄物が資源として再生利用され、循環型社会の形成を促進するとともに、大気中の二酸化炭素を増加させないことから地球温暖化の防止にも寄与するものと承知しているところ。
また、農林水産業が盛んな本道は、全国のバイオマス資源の約12%を占めるなど、多様なバイオマスが豊富に存在しており、特に酪農業から発生する家畜ふん尿や食品加工業などから発生する有機性汚泥が多いという特徴を有しているところ。
このようなことから、現在、道内各地において、これらを肥料やエネルギーなどに活用するための取組が進められているところであり、バイオマスの利活用を積極的に推進することは、地域での新しい産業の創出や地域の活性化にも寄与するものと認識している。
北海道の貴重な自然を未来に継承するためにも、北海道らしい循環型社会の形成の早期実現を目指して取り組むべきと考えますが、道として、今後、バイオマスの利活用に関しどのように取り組り組まれようとしているのか伺います。
道では、昨年3月に策定した「北海道循環型社会推進基本計画」において、バイオマスの利活用の推進を重要な取り組みと位置付けるとともに、本年3月には、「北嘩道バイオマス利活用マスタープラン」を策定し、バイオマスの利活用を総合的に推進することとしたところ。
道としては、これらの計画に基づき、本道の特性を十分活かしながら、本道のバイオマスの半数を占める家畜ふん尿や有機性汚泥について、ガス化など新たな需要開拓に地域と連携して取り組むこととしているところ。
また、現在、十勝地域で地元団体を中核に国や道も参画して進められているバイオエタノールなどバイオマス燃料についての取り組みを一層推進するとともに、昨年9月に産学官で設立した「北海道バイオマスネットワーク会議」の活動を通じて、バイオマスの利活用に積極的に取り組んでまいりたい。