あらしま質問

今後の札医大の法人化に向けた改革でありますが、本来、札医大が法人化に向けて、一体何を目指して取り組まれようとしているのか、その視点が判然としないのであります。
 将来目標について、具体的にどのように取り組まれようとしているのか、伺います。
 また、札医大附属病院の運営などについては、土・日・祝祭日を含め、道民の受診機会の拡大が図られるよう、柔軟な診療体制を構築すべきと考えますが、併せて所見を伺います。

総務部長答弁

道としては、平成19年4月の法人化に向け、鋭意準備を進めているが、法人化にあたっては、「特色ある教育研究の実施」、「地域医療への貢献」、「責任ある大学運営」の三つを改革の視点として設定したところ。
 大学の将来目標については、現在、平成19年度から向こう6年間の「中期目標」を検討中であるが、この三っの改革の視点をしっかりと踏まえ、秋を目途に素案を、お示ししたいと考えているところ。
 札幌医科大学附属病院の運営などについてでありますが、札幌医科大学附属病院は、北海道で唯一の高度救命救急センターとして、高度な救命救急が必要な患者を常に受け入れる体制を整えておりますが、今後とも、ご指摘の点についても検討するなど、道民の皆さまに提供すべき高度先進医療の一層の充実に努めて参りたいと考えております。

あらしま質問

次に、地域医療への貢献についてであります。
 安定的な地域の医療機関への医師派遣については、必要な研修医の確保も同時に対策を検討する必要がありますが、まず、医育大学が担ってきた地域医療の支援の現状について、知事はどのような認識を持たれているのか伺います。
 また、札医大の法人化後には、どのようにされようと考えられているのか、後期研修医の確保対策も併せて、所見を伺います。

知事答弁

地域医療への貢献について札幌医科大学は、優れた医療人の育成に努めるとともに、新たな「医師派遣システム」の実施により、地域医療機関からの要請件数に対し、平成16年度及び17年度におきましては9割以上、平成18年度は現在のところ9割程度の医師派遣を行うなど、北海道の地域医療に貢献してきているところ。
 法人化後においても、引き続き「医師派遣システム」を実施するなど、地域医療の充実に一層の貢献をして参りたいと考えており、そのためにも、医師の安定的な確保が必要であり、後期臨床研修・専門医制度プログラムの充実を図るなど、様々な方策を講じながら、後期臨床研修医の確保に努めて参りたい。