あらしま質問

次に、教育問題についてであります。
今日、学校現場で、また、地域社会で子ども達が犯罪に巻き込まれる深刻な事件が相次いで発生しております。
 次代を担う子ども達が、安全で安心に暮らすことができる社会の実現に向けて、道教委においても、各関係機関と一層の連携を図り、積極的な取り組みを展開して頂きたいのであります。
 さて、先般、北海道教育推進会務からの答申を踏まえ、道教委においては、北海道の将来を展望した新たな教育ビジョンの策定に向けた構想案を示されたところであります。
 何よりも、国際化・情報化の一層の進展、さらには、予想を超えた少子高齢化の進行など、社会の急激な変化に対応するためには、何よりも夢の持てる新しい北海道の創造に向けた具体的なビジョンを示すべきであり、そこには、子ども達を育てる側の私たち一人ひとりが責任を持って、担い手を育てる環境作りが急務と考えます。そこで伺います。
 まず、今回示された新しいビジョンの構想案を見ると、社会状況め変化や教育上の裸題を踏まえて、これからの本道教育において、重視されるべき施策の方向性などがまとめられておりますが、今日の教育で最も重要視しなければならない、子ども達一人ひとりが伸び伸びと健全な心を育て、学ぶことのできるゆとり教育をはじめ、ニート対策のように、これまでの考え方から発想の転換を図り、およそ大胆なダイナミックな方向を示すべきものと考えます。教育長の所見を伺います

教育長答弁

道教委としては、このたびの教育ビジョン案において、我が国及び北海道を取り巻く社会状況の変化や教育上め課題などを踏まえながら、本道の将来を担う子どもたちが夢と希望にあふれ心豊かにたくましく成長できるよう、「自立」と「共生」を基本理念として、これからの本道教育を推進していく上で重要な施策の目標や方向性などについてお示ししたところ。
 今後においては、道議会でのご論議をはじめ、広く道民の皆様からご意見を伺いながら、北海道らしい特色のある教育ビジョンの策定に向け、さらに検討を深めてまいる。

あらしま質問

また、道教委においては、先に、今後の高校教育に関する指針案も併せて示されました。
 道教委においては、現在、平成20年度からスタートする、新しい教育長計の策定に向けて取り組まれているものと承知しておりますが、先に示された、新しいビジョンと指針について、どのように位置付けられようとしているのか、伺います。

教育長答弁

現在、道教委が検討している 教育ビジョンは、これからの北海道がめざす教育の大きな方向性等についてお示しするものであり、新たな教育計画においては、ただ今申し上げた教育ビジョンを基本理念として位置付けるとともに、その実現を図るため、個別、具体的な施策・事業等について、体系的に整理をすることとしているところ。
 また、現在検討中の 高校教育に関する指針については、本道における高校教育のあるべき姿などをお示しするものでありますが、その基本的な考え方について新たな教育計画にも盛り込んでまいりたい。

あらしま質問

次に、平成19年度の公立高等学校適正配置計画についてであります。
 まず、平成19年度の公立高等学校の収容定員については、来春の中学校卒業者の数が前年に比べて422人減、一方、収容定員は100人の減にとどまっており、欠員の増加も懸念されております。
 今後、急減期を迎える中で、私学にも一定の配慮をしながら、計画を策定しなければならないものと考えますが、この度の計画案は、どのような考え方で策定したのか、所見を伺います。

教育長答弁

平成12年6月に策定いたしました「公立高等学校配置の基本指針と見通し」に基づき、各学区における中学校卒業者数をもとに 高校進学希望者数に見合った収容定員を確保することを基本として、生徒の進路動向、各学校の在籍状況、学校・学科の配置状況などを考慮するとともに、これまでいただいたご意見等を総合的に勘案して策定したもの。
 また、これまで、北海道公私立高等学校協会などにおいて私学関係者のご意見を伺いながら、私学所在学区毎に公私比率に基づく公私双方の定員調整を行ってきたところであるが、学区によっては弾力的な取り扱いをしているところ。

あらしま質問

次に、総合学科の高校についてであります。
 総合学科の高校は、職業学科と普通科を併せもち、生徒の興味関心、進路などに応じた教科選択が可能となるなど、生徒の個性を伸長できる大変有意義な学校であると考えております。
 現行の「基本指針と見通し」においては、「平成19年度までに各圏域ごとに篠数校となるよう配置を進める」としており、圏域によっては複数校設置されているところもあるようですが、道北圏域では未だに設置されていない状況であります。
 今後、どのように取り組まれようとしているのか、伺います。

教育長答弁

道教委では、平成9年度以降、広い分野にわたる多くの科目からの選択が可能であり、進学や就職など、幅広い進路希望に対応できることから、地域バランスに配慮しながら、総合学科の設置を順次進めてきたところ。
 これまで、全道5圏域で9校に設置されており、平成19年度において、さらに、1校の設置が予定されているところ。
 なお、道北圏域については、これまでも、学校再編等に併せ総合学科の設置に向けて、関係市町村等と協議を進めてきておりますが、未だ設置までには至っていないところであり、引き続き、圏域において設置できるよう関係市町村等と鋭意、検討協議を行って参りたい。